2014年2月13日星期四

液晶パネルのバックライトの寿命は短い?

液晶パネルに使われるバックライトが点かなくなるのは、バックライトに使われている蛍光灯のようなもの(冷陰極管)が寿命になったからではありません。

 バックライトが点かなくなる最大の原因は、インバーター回路の故障です。LTN160AT03液晶パネルのバックライトには、冷陰極管とインバーター回路がセットで構成されています。インバーター回路は、冷陰極管を点灯させるため液晶パネルに供給される電圧を1000V近くまで上げる働きを担っています。このインバーター回路のトランスが壊れやすいのです。

 インバーターが壊れる原因はいくつかありますが、湿気や衝撃による回路の焼損や、トランスの経年劣化などが主なものです。これらは、ノートPCのような様々な環境で使われるものでは、致し方のないものもあり、対処のしようがありません。最近では、ノートPCメーカーも経年劣化の少ない部材を使ったり、外的要因に左右されにくい設計を行うようになっています。

 そのほか、ノートPC本体と液晶パネルを結ぶフィルムケーブルの劣化によって、バックライトが付かなくなることがあります。フィルムケーブルには、液晶パネルに供給される電源や映像信号などを送る役目があり、電源部分が切れると画面が表示されなくなったり、また映像信号部分が切れると真っ白い画面のままといった症状が出ます。

 90年代のノートPCでは、フィルムケーブルがムキだしになっていることが多かったですが、最近ではノートPC本体とSAMSUNG 液晶パネルの蝶番(ヒンジ)部分にうまく隠れるように設計されるなど、劣化が起きにくいようになっています。

 俗にバックライトの寿命と言われる冷陰極管の寿命は、非常に長く、約1万~5万時間です。冷陰極管の寿命とは、経年変化により、ある一定の電圧で決まった明るさに発光できなくなる状態を指します。メーカーが公称する寿命時間は、製品出荷時の最も明るい状態で使い続けて、明るさが半分になった状態までの時間です。ユーザーによっては、少し暗めで使用していれば、寿命はさらに伸びます。ただし、冷陰極管は家庭で使われる蛍光灯と同様、オン・オフを繰り返すことで管の内部が黒くなり、暗くなることがあります。こうなると、規定の寿命時間までは持たなくなります。

 さて、バックライトが点かなくなったり、暗くなった場合ですが、メーカーのサポートに持ち込むのが最適です。ご自身で直すのは不可能ではありませんが、故障の原因を切り分けたり、故障した部品を新しい部品に交換するのは容易ではありません。

 PCメーカーにとってサポート体制は異なりますが、バックライト部のみを交換してくれるところと、LTN160AT03液晶パネル全体を交換するところの二つに大別されます。バックライト部だけなら、2万~3万円程度で修理してくれます。一方、液晶パネル全体だと5万~10万円近くかかります。

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